品物を運ぶ言葉としては、運送や輸送がよく使われます。
どちらの言葉も同じような意味だと思っている人もいるのではないでしょうか。
その違いをあまり意識せずに曖昧に使っているなら、それぞれの違いを確認しておくことがおすすめです。
まず、輸送は長距離の移動を伴いながら物を運ぶことを指します。
比較的多くのものを、車や船舶、飛行機などで運ぶ際に良く使われる言葉です。
なお、これらを「一時輸送」と呼ぶこともあります。
そして、二次輸送という言葉もあります。
二次輸送は、近距離の小口輸送を指す言葉で、配送とも呼ばれることも多いです。
また、輸送の場合はA地点からB地点まで物を移動させますが、配送はA地点から複数の場所に物を移動させるときに使う、といった違いもあります。
運送業界に関わる方であればこれらの違いは踏まえておく必要があるでしょう。